川西ロータリークラブ 卓話

 卓話者:小林俊康会員

日本国憲法

日本国憲法の基本原則は、国民主権、基本的人権の尊重、戦争放棄といわれています。国民主権は、戦前統治権の総攬者であった天皇を国の象徴とし、統治のシステムとして、三権分立制度を採用したことです。国会に立法権、内閣に行政権、裁判所に司法権を与え、それぞれ相互抑制機能を持たせ、国家権力のバランスを図っています。基本的人権には多種多様なものがあり、宣言的な条文が並んでいます。大きくは法の下の平等、自由権、生存権などに分かれます。
今日では福祉の根源ともいえる生存権の重要性が増しているといわれています。戦争の放棄は、日本国憲法が他国の憲法とは際立つ特色といえます。敗戦後、進駐軍の主導で規定された条文です。時代背景を考慮する必要はありますが、「国権の発動たる戦争」「国際紛争を解決する手段」「前項の目的を達するため」など、様々な解釈を可能にする突っ込みどころが見受けられます。憲法改正議論を契機に、日本国憲法を通読してみてはいかがでしょうか。
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