ロータリーの目的

ロータリーの目的は、意義ある事業の基礎として奉仕の理念を奨励し、 これを育むことにある。具体的には、次の各項を奨励することにある (2012年改訂)

 

  • 知り合いを広めることによって奉仕の機会とすること。
  • 職業上の高い倫理基準を保ち、役立つ仕事はすべて価値あるものと認識し社会に奉仕する機会としてロータリアン各自の職業を高潔なものにすること
  • ロータリアン一人一人が、個人として、また事業および社会生活において、日々、奉仕の理念を実践すること。
  • 奉仕の理念で結ばれた職業人が、世界的ネットワークを通じて、国際理解、親善、平和を推進すること。

四つのテスト

言行はこれに照らしてから

 

  • 真実かどうか
  • みんなに公平か
  • 好意と友情を深めるか
  • みんなのためになるかどうか

運営方針

2022-23年度 会長運営方針

 

 

会長 荒木健作       

 

 

世界では、2019年に中国、武漢で発生したcovid19が猛威を奮い、人々の生活や行動に様々な制限が加え続けられてきました。同時に、根拠の無い情報も数多く飛び交い、ワクチンを打つ人、打たない人、東京五輪開催に反対する人、賛成する人、何か見えない力によって人々が激しく分断されてきたように思います。

 更に、2022年2月24日、奇しくも私の誕生日にロシア軍がウクライナに侵攻し、現在も戦闘は続き、多くのウクライナ国民や兵士が犠牲を強いられています。そして、世界が親露と反露に分断されています。混沌とした世界情勢の中で2022年1月ウィンザー・ローズランド・ロータリークラブ(カナダ・オンタリオ州)会員であるジェニファー・ジョーンズ国際ロータリー会長エレクトは、2022-23年度の会長テーマ「IMAGINE ROTARY」を発表しました。ジョーンズ氏は講演の中で、世界にもたらせる変化を想像して大きな夢を描き、その実現のためにロータリーの力とつながりを生かすよう呼びかけました。

 本年度、私は「Let’s get to know Rotary〜もっとロータリーを知ろう!~」をテーマとして掲げ、皆さまと「奉仕」と「親睦」を実践して参ります。

ところで、皆さんはロータリーの事をどれだけ知っているでしょうか? 私の答えは、「ほとんど知らない」です。入会歴が13年目にも関わらず毎年、新たな気づきがあります。つい先日も「S.A.A.」は「Sergeant At Arms」の略語である事を知りました。そして、更に調べてみると、その語源は中世英国の封建君主の身辺を護る為に選ばれた武装士官である事が分かりました。誰がその語源を採用したかについては調べきれていませんが、実にユーモアがある方だと思います。

 このようにロータリーには様々な決まりや慣習があります。ロータリーの一丁目一番地、毎週1回は、例会を開催する。更に、会員には例会出席が義務付けられています。何故なのでしょうか?多くのロータリアンは、その答えを数多くの例会に参加することで理解してきたのです。物事の本質を知るという事は、変化の源であると思うのです。人は、「知る」事で意識が変わり、行動が変わり、習慣が変わり、人格が変わるのです。

それでは、具体的にこの一年で、以下の事を重点実践して参ります。

①例会での会長挨拶は、毎回ロータリーに関する事をテーマにお話しさせていただきます。

②毎月開催されるクラブフォーラムは、ロータリーの本質を知る機会としたいと考え ています。各担当委員会が会員研修小委員会のサポートにより、内容について深 く吟味し、実施していただくようにお願いします。既に、8月と9月に実施するクラブ フォーラムは、会員増強をテーマに、山岡委員長に準備を進めていただいておりま すので乞うご期待ください。

③「ロータリーの友」購読の推進。毎月一回、会員研修小委員会が指名する会員がその月の「ロータリーの友」から印象的な記事を抜粋して発表。

④全ての奉仕事業並びにクラブ行事に全会員の参加を促進する。

⑤年会費検討。

 7月1日より「年会費検討委員会」を設置し、下半期以降の会費を決定する。

⑥「川西ロータリークラブ創立60周年記念式典準備委員会」を設置
  (11月に設置予定)

⑦豊原西南ロータリークラブ創立40周年記念式典に参加。

⑧川西ロータリークラブの中長期ビジョンを作成する

 この3月、PETSに参加しました。睡魔に襲われほとんど記憶にないのですが、「会長の役割はすべての会員に活躍の場を提供することである」という言葉だけは、はっきりと記憶してきました。

 私は、奉仕と親睦を通して、皆様と共にロータリーの本質とは何か?を知る機会を 創出していきます。 そして、その先に、川西ロータリークラブが更に、地域に根差 した奉仕活動を実践する組織に変貌することを想像(Imagine)しております。