川西ロータリークラブ 卓話

 卓話者:池永 済会員

最近気になっていること

最近気になっていることを2つほどお話しします。まず、先日某TVで、池上彰氏も述べておられたのですが、ギリシャの国債の利回りが高騰し円高ユーロ安になり日本にもかなり影響が出ています。赤字国債に関して言えば日本の方がギリシャより多いのです。ではなぜ信用不安が生じないのか。これほどまでに円が買われるのか。国債の8割ほどを日本国民が持っている為だと言われています。日本の総貯金額は783兆円。日本の経済を支えているのも事実ですが、デフレスパイラルという状況に陥ったまま脱却出来ない原因にもなっています。貯め込むばかりではなく、もっとお金を使って経済を動かさないとこの状況は変わらないと思います。 
次に最近日本の近海にレアメタルが220年分相当埋蔵されているという事が話題になりました。資源の無い国と言われておりますが、「資源のある日本」に変わるのかなと期待しております。
ところで、レアアースとレアメタルの違いについて。「レアメタル」は希少な金属の事で、特に厳密な定義はありません。実際に埋蔵量が少なくても、あまり産業に使われないなどの理由で価値が低ければ「レアメタル」と呼ばれない可能性はあります。次に「レアアース」ですが、昔皆さんも覚えた元素記号が書かれた周期表の中で、一番上の行に左から1,2,3,…,18とありますが、これを「族」と言います。このうち3族(左から3番目の縦の列)の元素をレアアース(希土類)と言います。大抵は周期表の下の方など、メインの表から外れた所に「ランタノイド」や「アクチノイド」というものがあります。これらも3族の仲間に入りますので、希土類になります。つまり 21Sc(スカンジウム)、39Y(イットリウム)、57La(ランタン)から71Lu(ルテチウム)までのランタノイド(第一希土類)、89Ac(アクチニウム)から103Lr(ローレンシウム)までのアクチノイド(第二希土類)をまとめて「レアアース(希土類)」と言います。
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