川西ロータリークラブ 卓話

 卓話者:上田邦彦会員

書類の山

医師の仕事は患者さんの診察・検査・手術・回診などが主ですが、それ以外にも書類の作成と云う仕事が有ります。 一般的な診断書の他に身体障害診断書、介護保険主治医意見書、交通事故診断書、手術検査の説明書等々多くの種類があります。 また医療費請求に関連する書類もありその管理は大変です。 当然ながら文書作成に関わる医師の時間的な負担は大きく、本来の業務を終えた後も書類の山と戦っています。
また医療費に関しては従来の出来高払いに代って包括性のDPC制度が導入されつつあり、平成26年度末で全国の7500の病院の内、1580の施設が参加します。 DPCとは病名に依って入院基本料に検査や投薬、注射などの費用を一括して定額制で含み、尚且つ入院後、日にちが経過するごとに日々点数が下がってゆくシステムです。 胃がんに関しては手術の有無や処置の内容によって細かく区分されて、実に31種類の分類があります。 文書を管理するとともに、この診断分類のどれに適合するかで診療報酬は大きく左右され、病院内で診療情報管理室の持つ役割が重きを成してきています。
書類によっては旧来のアナログ形式も一部残っており、作業の効率化を阻んで医師のストレスを増しているのが現状です。 
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