川西ロータリークラブ 卓話

 卓話者:芝田一夫会員

農業経営アドバイザー

1.農業経営アドバイザー
 農業経営アドバイザーとは日本政策金融公庫が主催する研修を受講し、試験に合格した者に与えられる資格です。この制度は税務、労務、マーケティング等の農業経営全般について農業経営者の相談に応じられる者を認定するということで、平成17年にスタートし、年々有資格者が増え、現在約1900名が登録しています。現在の有資格者は税理士、公認会計士、中小企業診断士、日本政策金融公庫、日本政策金融公庫の提携金融機関の銀行員達です。随時、研修が行われ、最新の情報、知識の習得に努めるようになっています。
2.農業アドバイザーへの動機
 農業アドザイザーへの動機は仕事の間口を広げるためです。ある新聞にこれからの成長業種は医療、介護、農業という記事があり、農業経営アドバイザーが紹介されていました。日本政策金融公庫に問い合わせると、6月、11月の年2回、研修・試験が行われるということでした。4月に6月の研修・試験を申し込みました。2日間、朝から夕方まで研修があり、3日目に筆記試験がありました。60歳過ぎての3日間の研修、試験は大変厳しかったですが合格することができました。筆記試験合格後面接があり、これもクリアし、農業経営アドバイザーに登録することができました。
 合格者は北海道、東北、関東、北陸、中部、中四国、九州の農業の盛んな地域に多く、兵庫県は2名でした。短期的には仕事への貢献は期待できませんが、そのうち役立つことを期待しています。
3.6次産業化
 農業は生産額、就業者も年々減少し、衰退産業です。何故、成長産業と言われるのかと考えてみますと、今のままでは駄目だけど、改革を行えば成長産業になり得るということだと思います。
 若い担い手に農地を集約し、経営規模を拡大し、生産性を上げる。従来の農産物の生産だけを行うことから、経営の視点を持ち、消費者への直売、農産物の加工販売、自分が作った農産物を使ったレストランの経営等々、第1次産業から脱却し、6次産業化により農業を成長産業にすることができます。
 6次産業とは1次産業、2次産業、3次産業を融合することからきた造語です。1+2+3で6次、1×2×3=6次産業ということです。
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