川西ロータリークラブ 卓話

 卓話者:木下 成委員長

職業奉仕委員会クラブフォーラム

ロータリークラブの会員となるには、まず自らの職業に道徳律に基づいた高い倫理基準を課すことが求められます。そして、これを基準に会員に活動の重要性を周知徹底して、社会に対する支援を実践しなければなりません。
ただ、道徳とか倫理とかは口では簡単に言えますが、具体的に説明するとなると分かりにくく、なかなか理解を得ることが難しい。9月にありました職業奉仕セミナーで、三木 明PGがこのことについて大変分かりやすく話をされました。ここでその要旨を紹介します。
まず職業奉仕について語るとき、職業倫理なくしては語れないという事です。これはロータリーの基本思想に関わる問題ですから、発足当時の歴史を振り返る必要があります。
最初にポール・ハリスが3人の仲間で立ち上げたクラブは、お互いに仲良く助け合うだけのものだったのです。ところがある人に入会を勧誘したときに、お互いに助けあって豊かになるのは良いが、残された会員以外の人々はどうなるのか。そのようなエゴなクラブには入会しないと断られました。
ここで、ポール・ハリスはいたく反省し、クラブの行き方を変えようと決心しました。親睦だけの単なる仲良しクラブではなく「職業人の親睦のエネルギーを世のため、人のために使おう」と考えるに至ったのです。この決意により職業奉仕の原点が芽生え、倫理的色彩が出て、以後のロータリーの発展の大きな転換点になりました。
次に職業倫理を高めるにはどうすればよいのか。それにはロータリアンが奉仕の心を磨かなければならない。それも一人で磨くのではありません。ロータリアン達が毎週例会に集まって集団で磨く。即ち切磋琢磨することによって自然に身につくのです。例会に出席することがいかに大切であるかを十分認識してもらいたい。
ロータリー運動は倫理実践運動です。なかでも職業奉仕活動では、「ロータリーの綱領」をはじめ「ロータリーの職業宣言」そして「四つのテスト」のなかに謳われている倫理の精神を通して、日頃の実践活動に励まなければなりません。職業奉仕とは、まさに「愛」と「倫理」から成り立っていると言えます。
以上、会員個々が平素より上記の精神を深く理解し、自らの強い意志で行動するよう努力しなければならないと思います。
また、森村会員より参考資料として5年前に職業奉仕委員会(当時森村委員長)が作成された冊子の内容を纏めたものを配布頂きました。
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